並行輸入品と百貨店にならぶ商品の価格差について
海外コスメは高いのがちょっと・・
こんなふうに考えてしまう方が多いのも実にわかります。
日本の化粧品は海外コスメと比較しても相場が低いため、消費者としてはなるべく安い国内化粧品を購入する方も多いと思いますが、海外コスメには日本の化粧品にはない魅力があったりします。
そのため、使ってみたいけれど高くて購入を迷われる方は実に多く、少しでも安く購入できる方法はないか模索している方も実にたくさんいるのではないでしょうか。
そこで、海外コスメを購入する場合、百貨店で定価購入するのと並行輸入するのでは、どの程度価格が変化してくるのかなどについてご紹介したいと思います。
並行輸入のメリット・デメリット
そもそも並行輸入とは、正規のルートとは別ルートでの仕入れを行う方法を指します。
例えば、百貨店で販売されているコスメは、正規ルートで自社が輸入して消費者へと販売しています。
そのため、表記が日本語に変換されていたり、日本向けの商品として工夫が施されているケースを多く見かけますよね。
そして、並行輸入とは海外で購入した商品を、他の会社が消費者へ転売していると説明すると大雑把ではありますがわかりやすいでしょう。
そのため、日本人には読めないような外国語の表記のまま販売されています。
並行輸入の最大のメリットは、大量に購入したり「為替差益」によりさらにお得に購入できるという点です。
※為替差益とは??
よくテレビでも円高や円安なんて騒がれていますが、この状況を上手に利用すると、為替差益が生まれて販売者・消費者ともにメリットを実感することができます
しかし、並行輸入にはデメリットもあります。
例えば、日本人向けになっていないので使用方法の表記が読めない。
また、商品が本物なのか偽物なのかの判断がつきにくい。
このようなデメリットもあるため、安いからと安易に購入するのはあまりお勧めできません。
並行輸入と正規品の価格差
商品やお店により価格の変動が大きいので、一概に金額の差をご紹介することはできませんが、大体2〜3割程度安くなっていることが多いようです。
並行輸入品としてよく見かけるのが、ランコムやヘレナルビンスタインのマスカラなどですが、だいたい定価から3割程度お安くなっています。
ただし、外箱がないケースや、製造が古い場合もありますので、しっかりと確認して納得した上で購入してくださいね。