医薬部外品とは
知っているようで知らないのがほとんどだと思われる医薬部外品のこと。単純に「医薬部外品」とは何か。
まずはそこからお話ししたいと思います。
医薬部外品とは、薬事法第2条により区分されているもののひとつ。
(その法律を知りたい方は、ネットにてご覧いただけます。)
薬事法規定の分類方法で医薬品と化粧品の中間のものです。
医薬品ではないが、医薬品に準ずるものです。
効果・効能を認められた成分は配合されてはいるが、すべての人に同じ効果・効能が必ず認められるわけではない。
その効果・効能が「期待できる!」範囲のもの。
人体に対する作用が穏やかな薬品で、口臭・体臭・あせも・脱毛の防止、育毛もしくは除毛。
人体もしくは動物の保健のために、ネズミ、ハエ、蚊、ノミなどの駆除や防止を目的とするもの。
最近、規制緩和の一環として、医薬品の中で作用が緩やかなものは、「新医薬部外品」とされた。
はい、こんな感じです。
法律によって定義されている内容な、だいたいこんなものです。
最初にあった、「医薬品と化粧品の中間のもの」というのは、医薬品と化粧品、そして医療器具も薬事法により区分されているものであり、それぞれの商品に対する安全性を考える基準となります。
その区別が基準となると言われても、さらにピンとこない…それが消費者の現状だと思いますが、どうでしょう?
そうです、聞いてください!
今年の5月に私の父が、尿路結石による激痛の発作により治療を受けました。
その話を聞いた時、離れて暮らしているとはいえ食生活など、私が知る範囲では結石が出来るのはおかしい!
(あくまでも私の知識の中での感です。)と思ったのです。
そして昨年の冬に、グルコサミンを通販で購入し飲み始めたことを思い出しました。
4月ごろにはもう飲まなくなっていたようですが、2年前に軽い脳梗塞を患い、それ以来ずっと血流を良くする薬を毎日服用していることもあって、余計に気になったのです。
すぐさま調べたところ、やはりその類の薬を飲んでいる場合は、グルコサミンを飲んではいけないとありました。(見つけた!って感じです。)
しかも結石が出来る可能性があるとまで書いてありました。
ビンゴです。それとも偶然ですか?
このように通販やドラッグストアーにて手軽に手に入るような商品には、このような危険性もあるという事を知ってほしいのです。
父の場合は健康食品に値する商品でしたが、医薬品との相性が悪い場合もあるなどの知識は、消費者側もあったほうがいいと思えた瞬間でした。
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