医薬部外品の特徴・欠点について
医薬部外品と言えど、その成分が人体になんらかの影響を及ぼす事には違いありません。
医薬品なら、どのような成分がどれだけ含まれているかが、商品の外箱、容器、添付書類に事細かく表示されています。
外箱には書いてなくても、添付書類には書かれているというような場合もあるようで、副作用が気になる人は外箱、容器、添付書類すべてを確認する必要があるので気を付けてくださいね。
その点医薬部外品には、どのような成分が含まれているかの表示はあるものの、分量までは表示されていません。
これは医薬品ほどの厳しい決まりがないからだそうです。
そして使用上の注意も、医薬品(市販薬)ほど詳細には書かれていないのが現状です。
過去に重度の副作用があった場合には、稀なケースであっても表示されていることもあるでしょう。
その辺は、すべての商品を見たわけではないので、断定はしませんけどね。
では、医薬部外品とされる商品を作用するもの別に紹介します。
まずは、スキンケア(顔、手足や皮膚に作用するもの)
○薬用化粧品(化粧水、乳液、クリーム、シート、パック、ヒゲ剃り用剤など)
○薬用石鹸、洗顔料、ボディソープ
○日焼け止め
○殺菌消毒薬
○ひび・あかぎれ用剤
○あせも・ただれ用剤
○かさつき・あれ用剤
○うおのめ・たこ用剤
○しもやけ・あかぎれ用剤。
ヘアケア・スカルプケア(髪・頭皮に作用するもの)
○薬用シャンプー・薬用リンス
○染毛剤
○パーマネントウエーブ用剤
デンタルケア(口腔内やのどに作用するもの)
○口腔咽喉薬(トローチやドロップ、噴霧するタイプのものなど)
○のど清涼剤(ドロップ剤、トローチ剤)
○うがい薬
○薬用歯磨き・口臭防止剤・洗口剤
ヘルスケア(胃腸薬・栄養保険薬・ビタミン剤)
○健胃薬
○整腸薬
○消化薬
○ビタミンを含有する保険薬
○滋養強壮、虚弱体質の改善と栄養補給を目的とするもの。
その他には、薬用入浴剤、いびき防止剤、鼻づまり改善薬、コンタクトレンズのケア用品、生理処理用品などがあります。
あらゆる商品が軒並み揃っている医薬部外品ですが、消費者の私たちにしたら「どれがいいの判らない」といった感じですね。
では、女性にとって一番身近なスキンケア、そしてヘアケアなどの商品にも存在する医薬部外品とはなんでしょう?
「薬用」と付けばそれが医薬部外品の類だろうとは思います。
その商品に含まれる成分が、「人体に対する作用が緩和である」とはいっても、薬剤が使われているのには違いないので、簡単にお知らせしますね。
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